■ 株式会社 パシオ 代表挨拶
温故知新
孔子の言葉で「故きを温ねて新しきを知らねば似て師と為るべき」とありますが、まさにこの仕事は温故知新だとつくづく感じます。
実演販売の歴史は平安時代に口上で物を売るという形態から始まり、室町時代には、主に薬や化粧品を扱って江戸時代にはガマの油、明治時代にはバナナの叩き売り、昭和には穴あき包丁、布団圧縮袋、秋葉原野外販売など歴史は古くからあり、それを達人から口上の技術を伝統して今があります。
昔から代々受け継いで来た口上は時代に合わせ変化をしながら、私はそのタスキをまた後世に受け継いでいく義務があると常々思っております。
自分の口上1つで商品を魅力的にしたり、今日から使いたいと思って頂いたり、この仕事は本当に奥深くもあり楽しい仕事だなと毎回思いながらお仕事をさせて頂いてます。
そこには人と人との繋がりや様々な出会いにより自分自身も成長できる、昨今のコンピューター社会では決して真似のできない、アナログですが温かい繋がりがそこにはあると思います。
口下手で人見知り、恥ずかしがり屋の上がり症の私自身が化粧品実演販売から始まり実演販売士業界で20年以上も続けさせて頂いてるのも、ひとえに人との出会いによる温かい繋がりのおかげだと思ってます。
これを読んで頂いてる貴方とも温かい出会いが出来る事を楽しみにしております。
株式会社パシオ
代表取締役 藤原 洋介